セミナー

シリーズ学術出版を学ぶ(27)- プレプリントサ-バの未来

日時:2023年7月27日(木)13:30 - 15:00
場所:zoomを利用しての会合

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なお、自動で受付メールは送信されません。追ってご参加を御受けした旨、お知らせします。 

概要

 arXivが開設されましたのは1991年のことでした。当初は高エネルギ-物理学分野でのみ活用されていたものでした。かつて、SPARC/JAPANセミナ-でこの分野の研究者にご講演をお願いし、どのようにarXivを利用されているかなど伺ったこともございました。その折、「顔が見えている研究者同士の信頼感に基づく場」であること、「ディスカッション後は必ず、査読のあるジャーナルへ投稿することがお作法」という説明を頂いたことをよく覚えています。

 さて、現況のプレプリント・サーバ(プレプリント・サービス)の活況は、我々の想像を超えて、新しい時代さえ、予感させるものとなっています。ご承知のように、クラリベイトは、Web of ScienceにPreprint Citation Indexを追加すると今年の2月に発表しました。査読は不要になるのでしょうか?プレプリント・サーバはジャーナルに代わるものになりえるのでしょうか?今回は、クラリベイトとTylor & Francisから、ご講演をいただき、プレプリントとプレプリント・サーバの今後を皆様と考える場としたいと思います。

 学会出版に携わる皆様、図書館、そして、現在、論文発表にプレプリント・サーバを活用されている研究者の方々のご参加をお待ちしています。

講演

『プレプリントの現状と学術データとしての扱い』

クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
アカデミア・ガバメント事業部
シニアマネージャー カスタマーサクセス
熊谷 美樹

『学術コミュニケーションの形態を再考するオープンサイエンス出版F1000 の可能性』

F1000・Taylor & Francis Group
ビジネスディベロップメントマネージャー 
山之城チルドレス智子

 

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