シリーズ学術出版を学ぶ(35)―日本の学会ジャーナルはOA化にどのように対応するか
日時:2024年6月14日(金)13:30- 15:00
場所:zoomによる配信
参加申し込みのためのURL:https://docs.google.com/forms/d/1bktZRmHjqHBEfP7lrPaB5qos0WRMQMwNCiEVxeV7Vmg/
申し込み締切:6月13日(木)正午
なお、自動で受付メールは送信されません。追ってご参加をお受けした旨、お知らせします。
概要
国により、2025年の科研費採択課題による研究から、成果の即時OAを求める方針が示されたことは、日本の学術情報流通の歴史の中においても、今後、重要な転換点となることでしょう。現在、既にJ-Stageでは多くのジャーナルが無償で公開されています。従って、今回のOA化方針を受けて、日本の学会ジャーナルは、多くを考えなくてもよいと皆さまはお考えでしょうか。
一方、我が国でも、商業出版社と契約を結び、もしくは海外団体との連携によって、購読料を徴収することによりジャーナル出版を行う学会は多数存在します。これらのジャーナルは今までの購読料モデルを踏まえ、今後OA化をどう行うかという道を模索しているというところです。今回は、以下の2つの学会からOA化をめざした取り組みについてご講演をお願いしました。
学会出版に関わられる方々、研究者、そして、ぜひ大学図書館、企業の皆様にもご参加をいただきたいと思います。
講演
生形貴男 日本古生物学会 電子ジャーナル担当常務委員 京都大学大学院理学研究科
「古生物学会出版学術誌OA化の経緯」
講演資料
久米 篤 日本生態学会 出版担当理事 九州大学大学院農学研究院
「学会運営を活性化する英文誌出版:日本生態学会の3つの英文誌の将来像」
講演資料